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介護や福祉の業界にはいろいろな資格がありますが紙おむつに特化した「おむつフィッター」という資格をご存知でしょうか？

名前の通り、「紙おむつ」を「体にあうようピッタリとつける人」と想像してしまうかもしれません。

その想像は間違いではありませんが実はもっと奥の深～いことを実践している資格です。

今回はこの「おむつフィッター」についてご紹介いたします。

ベビー用品なども含め紙おむつは誰もがよく知っている商品と思いがちですが、実は使い方によってはおむつを使用する人の日常に大きく影響を与える危険性があります。そして、排泄は十人十色でみんな違いがあります。なぜなら、トイレに行く回数、一回の排泄量、便器に座るまでの動作、トイレットペーパーでのおしりの拭き方、履いている下着の種類、食事、睡眠時間、服用している薬など・・・・、排泄にはその人の生活のいろんな物事が集約されています。そのため、紙おむつの選択や排泄ケアは、介護する人やされる人の生活の大きく左右することがあります。

そこで「おむつフィッター」は、排泄の困りごとに対して、おむつを含む排泄用具をはじめ、医療や住環境、食事など幅広い情報を取り入れ、柔軟にアドバイスを行うことができる人です。

言い換えると「おむつトラブルの何でもご相談屋」とも言えるかもしれません。

介護する人やされる人が「おむつなどの介護用品を通してどういう生活を送りたいか」という希望もしっかり汲み取り、一緒に解決策を考えてくれる人たちです。

アイノンで施設様向けに実施をしている「おむつ勉強会」では、お使いのメーカーにもよりますが、おむつフィッターによる勉強会も実施しております。