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介護臭の原因と対策
~衣類のニオイ編~

2022年7月25日
おむつ

介護空間の複合臭(尿臭、便臭、汗臭、加齢臭、湿布臭)は、上着やズボン、部屋着、寝具などにニオイが付いてしまい、「選択してもなかなかニオイが取れない」「ニオイを取って介護をされる方にも快適に過ごしてほしい」と思っている方も多いと思います。

服などの布製品につくニオイにはどんな物があるのか?

衣類につくニオイの多くは汗臭、尿臭、加齢臭、食べこぼしの残り臭などが上げられます。

また、外出の機会がないことを理由に着替えの回数が減ってしまうと、汗や皮脂汚れが溜まり雑菌の繁殖に繋がります。

その結果、服などの布製品から嫌なニオイが発生してしますのです。

特に気なるのは尿臭

特に気になるのが、尿もれや紙おむつなどが原因で尿臭がついた洗濯物です。

尿臭がついたズボンや下着などの衣類は、時間が経過するほど、ニオイが取れにくくなってしまう傾向にあります。

更に、他の洗濯物と一緒に洗ってしまうとニオイが移ってしまう恐れがあるため、別々に洗うことになり、洗濯の回数が増えてしまします。

衣類を洗濯する際のポイント

介護の中で出る洗濯物は、汚れやニオイがなかなか落ちなかったり、他の洗濯物と一緒に洗うと、ニオイが移ってしまう可能性があります。選択する際のポイントをご紹介いたします。

・排泄の汚れは早めに洗濯する

トイレに間に合わなかった場合や、尿や便が漏れたりして下着や衣類を汚してしまった場合、できるだけは早めに洗濯を行います。排泄の汚れは、時間の経過とともに汚れやニオイが取れにくくなってしまいます。

・他の洗濯物と一緒に洗わない

「排泄物」の汚れがついた介護の洗濯物は、他の洗濯物にニオイが移ってしまう恐れがあるため、一緒に洗わないようにしましょう。更に、手間はかかりますが、汚れの種類別に洗濯することで、衣類がより一層きれいになります。

・汚れが付いてる側を表にして洗濯機へ

洗濯機に衣類を入れる際には、汚れがついている面(側)を表にして入れるようにします。特に排泄物がついてしまった下着などは、汚れがついている面を表にすることで、落ちやすくなります。

以上に気をつけることで衣類への「介護の複合臭」のニオイ残りが軽減されると言われています。