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もう迷わない!大人用おむつの選び方
- 2021年3月17日
- おむつ
大人用おむつは、たくさんの種類があるうえ、身体の状態によって、選び方も変わるので、どの商品を選べばいいのか困るものです。
また、初めておむつをつける際にはお相手にも配慮が必要です。
ここでは、大人用おむつの選び方についてご紹介します。
おむつは、排泄の自立度によって選び方が変わるので、適切なケアを行うためにも基礎をおさえておきましょう。
アウターとインナー
おむつには、大きく分けて外側に使うおむつ「アウター」と、内側に使う尿取りパッド「インナー」の2種類があります。
外側に使うおむつアウターは、パンツタイプ(リハビリパンツ)と、テープタイプ(テープおむつ)があります。
歩行や、立つ・座ることが可能な方には、動きやすいパンツタイプが適しています。
おしっこ1~2回分程度の吸収力がある薄型タイプや、おしっこ4~5回分程度の吸収力がある厚型タイプがあります。
寝て過ごすことが多い方や、介助を必要とする人には、交換しやすいテープタイプが適しています。
おしっこ2~4回分の吸収力がありますが、尿とりパッドを併用することでさらに吸収力を
補うことが出来ます。
尿とりパッドは、おむつの中に入れて、おむつと合わせて使うものです。
おしっこをする度におむつごと取り替えるのではなく、汚れた尿とりパッドだけを取り出して新しいのと取り替えることができます。
手間と、コスト面で経済的です。
尿を吸収する役割を持ち、尿量・昼用夜用などの交換間隔によって使用する尿とりパッドを選びます。
男性・女性によって形状が異なるものもあります。
お使いになられる方の身体の状態や、生活リズムなどを考えながら、組み合わせを工夫するといいですね。
サイズの選び方
パンツタイプの方は、ウエストサイズを参考に選ぶとよいでしょう。
ご自身で着脱される場合は、少し大きめサイズの方が着脱しやすいかもしれませんが、大きすぎると漏れにつながりますので、注意されてください。
テープタイプの方は、おしり周りのサイズを参考に選ぶとよいでしょう。
着けたあと、おなかとテープ止めの間に手が少し入るくらいのサイズが適しています。
テープが余ってしまう場合は、テープを少し斜めに留めるといいですね。
サイズを間違えると、漏れを発生させるだけではなく、スキントラブルを起こしたりするので、体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。
お使いになられる方の身体の状態、体型、尿や便の量と状態、日常生活でのリズムで求める機能も異なってきます。
出来るだけ人の手を借りず、自立する心を大切にしながら助けられたらいいですね。
もちろん、日常的に看護・介護する方の負担を軽くできるもの、無理のないものを選ぶことも大事です。
色々試しながら、お使いになられる方と、介護される方が、快適に過ごせるオムツを見つけてみましょう!